感染管理認定看護師のお仕事 – Study ナース –

感染管理認定看護師として働くための準備

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転職活動でまず準備すべきこと

転職活動でまず準備すべきこと

感染管理認定看護師の資格を無事取得し、活躍できる職場への転職を考えたなら早速準備をはじめましょう。転職先に求めることを整理し、スケジュールをしっかり立てて、転職を成功に導いてください。

なぜ転職なのか

感染管理に関わりたいという気持ちが転職のきっかけだとしても、まずは本当に転職が必要なのかを考えてみてください。例えば現在働いている病院に対しての不満が少なく、およそ満足がいく環境なのだとすれば、感染管理に関われる部署への異動を願い出てみるのもひとつの方法かもしれません。また、そういった部署が存在していなくても、上司や先輩などに話をしてみることによって他の方法で感染管理に関われる道も見えてくるかもしれません。転職は今の世の中では決して珍しくはありませんが、それでも人生の中で大きな出来事のひとつとなるはずですので、慎重に考えてください。それでもやはり転職を決心したのであれば、あとは迷わず着実に準備をしていくのみです。

転職先に求めることを整理する

転職を決めたら、希望条件を整理しておきましょう。感染管理に関われる職場はひとつではありません。なるべく自分の希望に合った環境で、長く働ける職場を選びたいものです。どんな職場が良いかと考える時、仕事内容だけでなく給与や待遇、休日、勤務地、職場の雰囲気など、さまざまな判断要素が浮かんでくるはずです。それは決して悪いことではありませんが、全てを叶えられる転職先を見つけようとすると転職活動が長期化してしまいます。また、ここだと思って転職を決めても想像と違う可能性もあります。どんな職場でも良い面と悪い面があるので、自分の中の「絶対に譲れない条件」を決めておき、その他の条件についても優先順位をつけておくと良いでしょう。

大まかなスケジュール

効率的に転職活動をすすめるために、スケジュールを立てておきましょう。やらなければならないことは、転職先探しと、現在の職場での引継ぎ、退職手続きです。働きながらの転職活動はなかなか時間がとれずどうしても長引いてしまう傾向がありますが、無駄にだらだらと時間を使っても良い職場には出会えません。いつまでに転職したいのかを明確にして、逆算して動くようにしましょう。およそ2~3か月の間で完了させるのがおすすめです。
納得できる転職先が見つかり内定をもらったら、すぐに現在の職場に退職の意思を伝えてください。引き止められることもあるかもしれませんが、ここまでよく考えて努力してきた自分を信じてください。
立つ鳥跡を濁さず、と言いますが、引継ぎはしっかりと行ってください。1か月ほどの期間を想定して、丁寧に行うことをおすすめします。

最適なタイミングは

看護師の求人は比較的いつでも見つけられますが、特に増えるのが2~3月、そしてボーナス後の7月と12月を過ぎたあたりの時期です。求人数が多いということはつまり転職もしやすい時期なのですが、注意も必要です。
新卒の看護師は4月頃に就職しますので、4~5月は新人教育で忙しいタイミングとなります。そのため、この期間は中途採用の人に対してのフォローはあまり手厚くない可能性があります。また、ボーナス後のタイミングは退職者が増える傾向がありますが、12月は年末年始で忙しい時期となるため、転職したばかりの職場でいきなり業務の負荷が高くなる状況が考えられます。
このような時期はなるべく避けて、しっかりフォローを得られるタイミングでの転職をおすすめします。